屋上緑化のすべて~ROOFSOIL(ルーフソイル)

屋上緑化のすべて~ROOFSOIL(ルーフソイル)

商業ビルから一戸建てまで、屋上緑化の取り組みが今全国で進められています。ここでは、そんな屋上緑化の現地レポートや、屋上庭園&ベランダ菜園に挑戦してみたいという人向けのワンポイントアドバイスまで、“屋上緑化”の最前線をお届けいたします。

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新春・・東京は緑でいっぱいですか?

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

新しい年を迎え、僭越ながらマサキ・エンヴェックからお届けしたい想いがございます。
しばしのお時間お付き合いくださいませ。

・・・貴方の10年後はどんなですか?





素晴らしい初日の出に迎えられた2010年。 しかし・・スッキリ晴れた空に比べて何やらスッキリしない世の動き。 お正月らしい華やいだ空気はどこへやら。 世界中が暗中模索で、会社はそして自分はどうなっていくのだろう。 期待よりも不安が大きくなってやしませんか?

そんな世相を反映してか、昨夏、東京都の全中学生を対象とした「明日のTOKYO作文コンクール」(東京都主催)が開催されました。

テーマは「10年後の私への手紙」。
都内161校から5,256編もの作品が寄せられ、年末にベスト20が発表されました。

昭和生まれからみると、夢と期待がいっぱい詰まった昭和に比べ、今の子供は生き難いのではないかなと思うこの時代。金の卵達はどんな想いで将来を見つめているのでしょうか。

この場を借りてベスト20に選ばれた作品から一遍を紹介させていただきたいと思います。

「東京は緑いっぱいですか?」 東京都中央区立佃中学校3年

 平成31年の君(僕)は24歳。大学浪人していなければ、社会人3年生。或いは、大学院に進むか留学していたら、まだ学生かもしれないね。仕事や勉強だけでなく、趣味や恋愛も楽しんでいますか。14歳の僕は大好きなサッカー部も引退して、受験勉強に明け暮れています。塾に家庭教師に通信教育。もうヘトヘトですが、やればやるほど手応えも感じていて苦しいけれど楽しい。とくに数学が最近は好きだ。目標校に合格するまでこのまま一挙に駆け抜けよう。

 今の君は体力も頭脳も絶好調だと思うので、今を精一杯生きてほしい。今、48歳の母さん曰く、40歳後半以降は衰えが目立つ一方になってくるからだ。若い時の苦労は買ってでもしろというよね。ぜひ努力を重ねて、老化が始まる40歳前半までにしっかり自分の地位を確保してほしい。
そのために今の僕も脇目も振らずに頑張っているからね。

 ところで、東京の街は緑でいっぱいになりましたか。東京都は、平成12年に、平成28年オリンピック招致を目指す10年後の東京の姿と、それに向けた政策展開の方向性を10年後の東京として国内外に明示した。
その中で、緑化、カーボンマイナス、建物耐震化、子育て応援の4つのプロジェクトが選定されて、緑化については平成19年から「緑の東京10年プロジェクト」として具体化された。マイ・ツリー、東京芝生応援団、緑のボランティア活動、海の森プロジェクトなど、さまざまな緑化事業が実施されている。平成28年から3年後の今は、街中の緑も定着して雰囲気がでてきたころではないだろうか。

 覚えているかい。昨年11月に亡くなった父さんは、平成18年にTBS「夢の扉」という番組に出演して「都心のビルすべてに屋上菜園を作りたい」と、番組最後のシンボルである「MY GOAL」という一冊のノート(未来の日記帳)に書き綴ったことを。その遺志を、父さんの 仲間と母さんが受け継いだ。そして、父さんがその時に着手したJR北千住駅ビル屋上では、保育園児が走り回って、収穫期が来るとイチゴ狩りやイモ掘りを楽しんでいる。僕も以前、屋上菜園の収穫祭に参加した。
裸足で芝生を感じて、寝転ぶと空がすぐそこで、手が届きそう。もぎ立ての完熟トマトは果物の香りがした。屋上の緑はヒートアイランドや都市型集中豪雨の防止に役立つというが、何より緑は心を癒してくれる。

 当時発足した「ルーフソイルで都内のベランダに菜園を増やす」ことを目標にするNPO法人大江戸野菜研究会の活動も今はもっと拡大していることだろう。近年、中国ぎょうざや数々の食品偽造の事件、40%という食料自給率の低下の影響で、農業や野菜の栽培が益々流行しているからだ。

 「ルーフソイル」は、父さんが開発した屋上緑化用の資材で、わずか10センチの厚さでも芝生、草花、野菜を育てることができるので話題になって、国内各地のビルの屋上緑化に採用されてきた。両親が協力して商品化した世界最小の携帯菜園「グリーンカプセル」も売れ行き好調。
父さんは、東京が日本で初めて屋上緑化を義務化した平成12年に環境ベンチャーを立ち上げてから亡くなる間際まで、国内外を飛び回って、「ルーフソイル」で緑を増やし、太陽光エネルギーで池や河川の水を巡回させて自然の浄化作用を回復させる装置「水すまし」で水を浄化して、地球の環境を守るビジネスを展開してきた。そして、東京の次は、ニューヨークだよって言っていた。僕も将来は、地球の環境を守る国際環境エンジニアとして、緑いっぱいの東京から世界中に発信して活躍する仕事をしたい。

 今の君は、その一歩を踏み出していますか。もし、まだ踏み出していなくても大丈夫。人生には何度でもチャンスの波がやってくる。
あきらめずに次の波にしっかり乗って、次の10年に向けて頑張れ!


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少年の言葉に喚起されました。

皆さんにも屋上緑化の素晴らしさをぜひ再認識していただきたいです。
一緒に日本の屋根を緑で埋め尽くしてまいりましょう!
狭い日本だからこそできます!
狭い日本だからこそ意義があります!

そして、日本の技術で世界の屋根も緑にしましょう!
・・・大きな夢、一緒に実現してゆきましょう。


なお「明日のTOKYO作文コンクール」の受賞作品は、1月29日に東京オペラシティコンサートホールで開催される「都民コンサート『モーツァルトの魅力』」(東京都主催)で披露されると共に、作品集が都内全中学校へ配布される予定です。



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